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生命保険の見直し例

生命保険が必要な理由は、「被保険者に何かあったときに、残された家族が生活に困るのを防ぐ」のが目的です。
逆に言えば、残された家族がお金に困らないようであれば、生命保険はそもそも必要ないのかも知れません。でもそんな家庭は滅多にありませんよね。
もしものときの備えを確保しておく、それが生命保険の役割です。
・Bさん一家の生命保険の例
Bさん(会社員) … 死亡時3000万
妻(専業主婦)  … 死亡時1500万
子供       … 死亡時200万
例えばBさん一家がこんな保険に入っていたとします。
これだけでは保険が適当かどうか考える出来ません。もっと詳細な情報が必要になります。
Bさん(会社員・30歳) … 死亡時3000万(10年更新。掛け捨て)
妻(専業主婦・28歳)  … 死亡時1500万(10年更新。掛け捨て)
子供(2歳)   … 死亡時200万(18歳まで。掛け捨て)
貯金:1000万
住宅:賃貸月10万(将来購入予定)
生活費:月20万
この状況で、保険料を減らしたいと思ったときには次のことが考えられます。
・10年更新だと、次回の保険料が上がるため、保険料が一定のタイプを検討してみるのもあり 
・死亡保障は、子供が成人するまであればいい→保障期間を区切ることで保険料を削減
・専業主婦に死亡保険1500万はいらない(死亡時に生活に困る可能性が低い)
・子供に200万の死亡保険はいらない(死亡時に生活に困る可能性が低い)
簡単に計算すると、Bさんにもしものことがあったとき、
・必要な生活費(現在の7割) 月14万 ≒遺族年金でカバー(遺族年金は家庭によって変わります)
・必要な子供の養育費 2500万 =貯金1000万があるため、残り1500万が不足分
よって、あと20年ほどの間、1500万~2000万の死亡保障があれば、とりあえずは大丈夫という形になります。
Bさん(会社員・30歳) … 死亡時2000万(60歳まで)
妻(専業主婦・28歳)  … 死亡時300万
子供(2歳)   … 死亡時なし
保険は掛け捨て以外にも、貯蓄型もあり、これは各家庭の考え方になると思いますが、
一般的には貯蓄型の保険は保険料が高額になるので、掛け捨てとの比較になるでしょう。
また、この見直し案は、家族が増えたり住宅を購入したりすると変わってきます。
将来を見越して、子供2人、住宅購入後を織り込み済みの保険にするか、今の状況にあった保険にするかも、よく考えて計画を立てましょう。